川村:
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総合探偵社として活動されているとか。具体的にはどのような活動をされるのですか。
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鑓田:
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行方調査、ストーカー対策、盗聴・盗撮調査、素行調査、浮気・不倫調査など、様々なご依頼に対応しています。なかでも依頼件数が多いのは浮気調査ですね。
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川村:
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浮気調査を依頼するのは男性と女性、どちらが多いのでしょうか。
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鑓田:
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女性が多いというイメージはあると思うのですが、実際には男女半々くらいです。顧客の年齢層はおよそ30〜50代。調査を依頼される方の大半は、嫉妬ややきもちというより、離婚時の慰謝料請求のためなんです。
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川村:
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そのあたりは非常にシビアですね。例えばその証拠写真などは、どのように撮影されるのですか?
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鑓田:
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それは企業秘密です。調査対象の方に気づかれないようにするのはこの仕事の鉄則。もちろん今まで、一度も気づかれたことはありません。なお、浮気調査の依頼を受けた際、ほとんどの場合がクロですね。
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川村:
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一緒に暮らしていれば、怪しいとすぐに分かるものですよね。
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鑓田:
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浮気調査の依頼は、年々増えている傾向にあります。やはり、離婚率の上昇を反映しているのでしょう。熟年離婚に絡む調査のご依頼も多いですね。浮気調査のご依頼については、最初のご相談の段階で「もし調査するのであれば、離婚の決意を固めてください」とお話ししています。パートナーを信じていて、できれば一緒にいたいと思っておられるのなら、いたずらに調査費用をかける意味はありませんからね。
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川村:
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そう正直におっしゃって頂けると、依頼する側も安心です。では、調査依頼を受けてからの流れとは?
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鑓田:
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まずは直接お会いし事情を説明して頂き、こちらからも細かく質問をさせて頂きます。そのうえで調査方法、日程を決めていきます。やみくもに張り込み調査をしても費用が嵩みご依頼者の負担になってしまうので、日時をある程度絞り込む必要がありますからね。料金に関しては、相場と比べ比較的安めに設定していますよ。
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川村:
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調査する側も大変だと思います。
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鑓田:
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そうですね。我々の仕事は、ご依頼があれば昼夜は関係ありません。調査が丸1日がかりになることだって有り得ます。
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